中埣小学校の開校記念日は，11月15日です。
今年度は，15日が学芸会の振替休業日のため，今日16日の2校時目に，校長の講話と開校記念作業として，パンジーとチューリップの球根植えを行いました。

今日の校長の話は，校内では初めてGoogleMeetを使い，各学級にある電子黒板に話をする校長の顔が映りました。
また職員室で話す校長も，教室での児童の様子をiPadで確認しながら話をしました。

【校長の話】
　今から１４６年前の明治８年１１月１５日が中埣小学校の誕生日です。
　昨日の１５日は学芸会の振替でお休みだったので，１日遅れの誕生日会となりました。
　校舎中に響き渡るような大きな拍手でお祝いしましょう。
（拍手）
　どうも，ありがとうございます。
　さて，皆さん一人一人にも誕生日がありますね。校長先生も，１１月２日が誕生日でした。その日の夜に，もう８０歳を過ぎた両親から電話で「おめでとう」と言われたことが，最高のプレゼントになりました。
　と同時に，校長先生の誕生日は，電話をくれた両親への感謝の日だとも感じました。
「産んでくれてありがとう。」
「ここまで，大きく育ててくれてありがとう。」
と思ったのです。また，決して一人で大きくなったわけではありません。両親や兄弟，親戚，地域の方々，学校の友達など多くの方々のおかげで校長先生も今日まで育ててもらったのです。
　中埣小学校も同じです。これまでも多くの先輩たちが学び，校舎を大切に使い，そして多くの地域の方々が見守ってくださったからこそ，今でも学校がここに建っているのです。
　ですから，みなさんは，
「これからも，大きく成長する私たちを，どうぞ見守ってください。」
という感謝の気持ちを，この後の球根植えに込めてください。
　そして来年の春，新しく入学してくる弟や妹たちを始め，地域の方々に美しい花いっぱいの中埣小学校がお見せできるよう，丁寧な作業をお願いします。
　更に，皆さんの感謝の気持ちを，この後の作業で見せてください。それが中埣小学校にとっての何よりのプレゼントです。
　では最後に，もう一度大きな拍手でお祝いをしましょう。（拍手）
　お話を終わります。